産まれて1年たっても大きくならないメダカは稚魚の育て方の失敗が原因
メダカの産卵や繁殖について、いつものやり方や育て方が間違っているのが原因で、本当はもっと多く、大きく育てられたはずなのを失敗しているのかもしれません。
産まれて1年たって、「大きくなったメダカ」と「大きくならないメダカ」に分かれたので、その原因を調べてみました。
今までのメダカの稚魚の育て方
今までの自分のやり方を簡単に説明します。
水草に付いた卵を採卵して、1個ずつにわけてヒモも取り除いて、水道水を入れた容器に卵を入れる。
孵化したら大きな容器に移す。
容器の大きさは、W245×D365×H14mm です。
↓ ↓
大きくなった稚魚を別の容器に移す。大きさは大きな容器の半分くらいで深さは1.5倍くらいです。
それをくり返す。
最初のほうに別の容器に移した稚魚は大きくなる。
大きい容器には孵化した稚魚をどんどん移していく。
大きくなる稚魚がでてこない。
稚魚の数が減ってきて、残った稚魚も大きくならないまま。
最初のほうに別の容器に移した稚魚は大きなメダカになった。
こんな感じです。
メダカの稚魚を大きくする育て方
メダカを大きく育てる方法をネットで調べてみました。
メダカの販売業者さんなどのプロのやり方で、「ふつうの大きさのメダカをさらに大きくする」的な方法ですが、参考になりました。
それがこちら。
メダカの稚魚のなかに1匹大きいのがでてくるので、別の容器に移す。
するとまた別の大きな稚魚がでてくるのでこれも移す。
なるべく大きな容器で少ない数のメダカの稚魚を育てる。
たとえ大きな容器でも、たくさんの稚魚をいっしょにしない。
大きくなくても容器をなるべく小分けにして、少ない数で育てる。
なるべく水換えしない。
水草を入れすぎない。
こんな感じです。
水草を入れすぎないというのは、昼は光合成で酸素を出すけど、夜は呼吸で二酸化炭素を出すので酸欠の恐れがあるからです。
失敗した点と解決法
たぶん「大きな容器にたくさんの稚魚をいれたままにしていた」のが失敗だと思います。
孵化して日数がたった稚魚の中に、孵化したばかりの稚魚をいれるのもよくなかったと思います。
逆に、「大きくなった稚魚を別の容器に移す」というのは正しかったようです。
実際、そのあと大きなメダカに育ちましたし。
あと、これはよくわからないんですが、採卵のとき卵が乾燥してしまったのもよくなかったのかもしれません。
今年ももうすぐメダカの繁殖シーズンになるので、まずは「稚魚をなるべく大きな容器で小分けにする」ことから始めてみようと思います。