コーヒーミルでもっと美味しく!おすすめは臼式カリタC-90
家で美味しいコーヒーを飲もうと思ったら、ドリップセットを買って、粉(インスタントじゃないよ)を買って、自分でドリップする。
粉はスーパーでも安く売ってるし、ドリップセットも売ってるスーパーだってあるから、手軽に始められる。
そして、簡単な方法で、さらに美味しいコーヒーを飲むことができる。
それが「コーヒーミルを使う」こと。
つまり、コーヒー豆を、飲む分量だけ、その都度挽いて(粉にして)ドリップする。
コーヒー豆は焙煎後、そして挽いた後、時間とともに酸化がすすんで味が落ちるから、挽きたての粉で淹れる方がより美味しく飲める。
そう思って、ゲットしたのが、「カリタ セラミックミルC-90 ブラック」
これは、電動、臼式のコーヒーミル。
手動のコーヒーミルは、ゆっくりした速度でハンドルを回せば、高速回転の電動ミルにくらべて、熱が発生しないので、粉が加熱されず、風味が飛ばないという利点があります。
そのかわり、時間と手間がかかります。
臼式というのは、そば粉を挽く石臼のように、上下で挟んで豆を砕いて粉にします。上下の隙間を調整して、粗く挽いたり、細かく挽いたりできます。
プロペラ式は、ジューサーのように、刃が回転して豆を挽きます。細かくしたければ挽く時間を長くします。
臼式は、調整した隙間から、遠心力で粉が外に飛ばされるので、それ以上細かくならないので、プロペラ式よりも、粉の粗さや細かさを均一にできるというメリットがあります。
まあ、プロペラの方が安いし、それよりも手動の方が安いんだけど、このC-90に限っていえば、買った当時より今の値段がアマゾンだと、相当安くなってる。
だから「簡単な方法」って、さっき言ったんだけど、半額以下って、ヒドい……。予備買っとこうかな。
で、この当時は高額だったミルを買って、さらに美味しく飲むために、豆もいいやつなら、と思っていろいろ試した時期があったんですよ。
でも、いい豆は予算的に「簡単」にはいかない。高い豆はアホほど高いんだけど、それでもそこそこの豆を買っては飲んでた。
そこで思い知ったのが、「どんなに新鮮でいい豆でも、ドリップが下手なら、不味いコーヒーしかできない」ということ。
うまく淹れることができたかどうか、「正解の味」を知らないので、判断できないし、失敗すれば明らかに不味いのでわかるけど、高い豆を無駄にしたことになる。
買う店によっても、豆によっても、焙煎によっても、特性が違って、素人じゃうまくドリップできない。
そんな感じで、コーヒー熱がさめかけてたときに、雑誌のコーヒーメーカー特集を見て、1000円台のコーヒーメーカーを買ってみた。
これがなかなか、スーパーの粉でも美味しく飲めたので、今度は豆から淹れてみようと思って、再登場を願ったのがこの「C-90」さんなのです。
久しぶりなので、おそうじから。
分解して掃除できます。本体の水洗いはできません。
こびりついたコーヒーの粉を落とします。
スーパーで買った市販の「豆」を挽いていきます。昔は(今もたまに見るけど)、スーパーでもコーヒー豆の売り場に、電動ミルが設置されていて、豆を挽くことができた。
さっきも言ったけど、臼式なので、石臼が電気で高速回転している(これはセラミック)のがこのミルなんだけど、最後の数粒の豆が回転にはじかれて、なかなか砕けなかったりする。
そんなときは、本体を揺すってみたり、一回止めて、またスタート、というのを繰り返すことで最後の一粒まで挽けてムダがないよ。
使ってるときの音は、それなりに大きな音はするけど、思ってたよりは静かですね。ほかのミルを知らないので比べられないけど。
あとは、挽いた後の静電気の問題。粉をためる容器がプラスチックで、静電気でこの容器の内側で粉が張りつくんですよね。
これは、挽き終わったあとに、パカッと容器を本体から外して、容器の周りをポンポンと軽くたたけば大丈夫です。
逆に、静電気のおかげで、豆の渋皮がくっついてくれるので、除去できるので、はっきり言って「静電気はメリットでしかない」んだよね。
このへんは、レビュー見ただけじゃわからない。実際使ってみてわかること。
容器持って、フリフリすれば、渋皮がどんどん、側面に吸い寄せられていく。これ超ラッキー!
豆が挽けたら、いよいよ1000円台のコーヒーメーカーさんの出番です。
良くも悪くも、「一定の」ドリップをしてくれる。
最近は、コーヒーミルのついたコーヒーメーカーが、「何万もする」値段で売ってるけど、このように安くても美味しいコーヒーは飲めるよ!