豆の挽き方で味が変わる?ミル自慢の無印良品の全自動コーヒーメーカー
「ガイアの夜明け」というテレビ番組でバルミューダが炊飯器作ったり、無印良品がコーヒーメーカー作ったりするのを見たんだけど……、
「いいよねー!あの全自動コーヒーメーカー!」
3万2000円だけど、すごくいいと思う。「全自動」っていうのは、コーヒー豆を豆のまま機械にセットすれば、自動で粉に挽いてくれるということ。
コーヒーメーカーにコーヒーミルがくっついていて、挽いた粉も自動でセットされる。
あと、ハンドドリップが下手すぎるという理由でコーヒーメーカーを使い始めた身からしたら、あのベテランバリスタのハンドドリップを再現したという注水は「そう、それ、それが欲しかったんだ!」と。
ただ現状コーヒーメーカーもコーヒーミルもあるので、今すぐどうこうというわけではないんですが……。
あと番組見てて気になったのがミルの部分。かなりこだわっている。豆が均等な細かさに挽けるように、試行錯誤を繰り返してましたね。
「フラットカッター」という方式を採用して、「ブレードグラインダー」よりもバラつきを抑えて均等な挽きあがりになるそうですよ。
(家電で”究極の味”をつくる!~新たな炊飯器・コーヒーメーカー~)
たしか、「味を左右する」という言い方してたと思うけど、均等のほうが美味しいということでいいんすよねコレ。
上の「フラットカッター」が臼式(うすしき)、下の「ブレードグラインダー」がプロペラ式。プロペラはミキサーみたいなイメージですね。
で、思ったのが、バリスタもマシンも「結構粗目に挽いてるな」ということ。
今使っている「カリタC-90」は臼式で、たしか9段階で細かさが選べるんだけど、何も考えずに真ん中の「5」にメモリを合わせて「ハイ中挽き」だろうと。
でもテレビの粉の粗さと比べると、「5」でもだいぶ細かい気がする。
調べてみると、細かいほど味が濃いみたいで、「濃い」というのは「苦い」ということでいいみたい。
そこで、いつも買っているコーヒー豆屋さんで普段は「豆のまま」で買っているのと同じ種類の豆を、今度は粉にしてもらって買ってきた。
特に挽き方というか細かさというか粗さとかは聞かれなかったので、おまかせということです。
そして、同じ種類の豆のほうをC-90でいつも通り「5」で挽いてみると、やっぱり「5」だとちょっと細かい。テレビを見て「粗目に挽いてる」と思ったのもうなずける感じ。
今度は粗目の「9」で挽いてみる。「5」と「9」とお店で挽いたものと、比べてみるとこんな感じ。
画像だと分かりにくいけど、結構違う。「5」は細かい。「9」は店と近い。ということで、今度から「9」でコーヒー豆を挽いて飲むことにしよう。
あとやっぱり臼式のコーヒーミルはプロペラ式に比べると、均等に豆が挽けるので、美味しいコーヒーを飲むには臼式がおすすめってことですね。
あと「カリタC-90」が細かくしか豆を挽けないかというとそうはなくて、このミルはバラして掃除できるようになっていて、組みなおすときに「臼(うす)」のパーツをはめるときに、強く押し込むと臼歯同士のすき間が狭くなって、豆が細かく挽けるようになり、弱く押し込むとすき間が広くなるという風に、手動で調整できるようになっているんです。
相当優れものです。
まあ、プロペラ式でも美味しいんですけどね。昔プロペラ式のコーヒーミルで挽いたコーヒーを飲んでいましたが、全然美味しかったですよ。子供のころですが……。
なんか赤いランプが、ピカッ、ピカッ、って光って、3回光ったら中挽き、みたいなやつ。今でもあるのか知らないけど。
と、いうわけで、「5」と「9」と「店」の粉をミックスして、メリタのコーヒーメーカー「ステップス MKM-533」で淹れて美味しく頂きました。
「ハイ、うまいー」
というわけで、わざわざ3万2000円(たぶん)出して、無印良品の全自動コーヒーメーカー「MJ‐CM1」を買わなくても、カリタのコーヒーミル「C-90」とメリタのコーヒーメーカー「ステップス MKM-533」で、空前絶後のぉ、超絶怒涛に美味しいコーヒーが飲めますよ。
「ステップス MKM-533」の新モデル「ES (エズ) SKG56T」がおすすめです。(型落ちのステップスはアマゾンでは割高傾向です)
価格は変動しますが、アマゾンなら合計9000円ちょっとですね。
◆型落ちのステップスより安いのでオススメです!
◆均等に挽ける臼式でコスパ最高だと思います!